イスラエル兵による子どもの虐待

10. March, 2012 • 0 Comments

英国教会のステファン・サイザー牧師のブログ記事を紹介します。


◆ イスラエルによる子どもの虐待(2012/3/6)

昨日はベツレヘム近くの村の幾つかの家族を訪問しました。わたしたちは、イスラエル兵士の手によって繰り返し虐待を受けた子どもたちの話を聞きました。

ひとりの12歳の男の子、サミ(仮名)は、おどおどした様子で両親の間に座り、話をしてくれました。

サミは、ベッドに寝ていたところを、目隠しをされ、手を縛られ、両親の前で殴られました。家の外に連れ出され、兵士たちに囲まれて、寒い中をパジャマ姿で座らされました。近くの入植地にある基地に連れて行かれ、平手打ちされ、殴られました。イスラエルの法律にはっきり反していることですが、両親や弁護士に連絡を取ることも許されませんでした。入植者に向かって石を投げたと自白するヘブライ語で書かれた供述書にサインをするまで尋問をうけました。その後、イスラエルの軍事法廷で起訴され、サミは数ヶ月間、牢獄に入らなければなりませんでした。

サミの母は、50日間にわたり42回もイスラエルの兵士たちが夜中の午前2時頃に家に入ってきたことを話してくれました。ある時には、目を覚ますとイスラエルの兵士が犬を連れて彼女の寝室にいて、女性の兵士がビデオを撮影していたそうです。毎夜のように起こされ、女性たちや子どもたちを含む家族のメンバーが繰り返し外の暗闇に連れ出され、尋問されました。サミの父は、近くの不法な入植地による村の土地の強奪を問題にしたために、イスラエルの兵士たちがやってきて自分たちを脅し、恫喝したのだと信じていると話してくれました。

わたしたちは別の家族の子どもたちからも話を聞きました。イスラエルの兵士によって両親から引き離され、縛られ、目隠しをされ、殴られ、蹴られ、平手打ちをされ、サミと同じ容疑をかけられて入植地の警察署で拘留された様子が語られました。

悲しいことに、これらの子どもたちが経験したことは特殊ではないことを私たちは知っています。イスラエルの兵士たちによるパレスチナの子どもたちの組織的虐待は、幾つもの人権団体によって調査されており、それはジュネーブ条約における戦争犯罪を構成するものです。

2011年8月、ディフェンス・オブ・チルドレン・インターナショナルは報告書『東エルサレムからの声:パレスチナの子どもたちが直面している状況』を出しました。そこにはイスラエル軍による子どもの虐待のケースが幾つも報告されています。

Leave a comment