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ホワイトヘッドのプロフィール
21. 9月, 2010 • 2 Comments牧会学の授業の課題で、プロセス神学に基礎を与えたホワイトヘッドのプロフィールをまとめました。
ホワイトヘッドを全く読まないままに、何となく「プロセス神学」と称されるものを敬遠する感覚があったのですが、実際に読んでみると、ホワイトヘッドの哲学がドゥルーズやバディウ等に対するのに似た関心から読めることが分かってにわかに興味を持つようになりました。
でも同時に、ホワイトヘッドの哲学とプロセス神学との間には深い断絶があるのではないか、それが安易な仕方で架橋されてきたのではないか、と疑問を持たされて、結局、ホワイトヘッドは引き続き読み込んでいきたいと思っていますが、プロセス神学を称するものに対してはアプローチの仕方が難しいなあと思わされています。
※ 2010/11/12 エヴリン・アンダーヒルへの影響について追記しました。
はじめまして。
ウェブ上にアップされていた玉稿を読ませていただきました。たいへん面白く、また、勉強になりました。私はずっとホワイトヘッドを読んできたのですが、この数年というもの、ずいぶんとサボっておりました。玉稿拝読して、目を覚ませとハッパをかけられた思いです。ありがとうございました。
>でも同時に、ホワイトヘッドの哲学とプロセス神学との間には深い断絶があるのではないか、それが安易な仕方で架橋されてきたのではないか、と疑問を持たされて、
うーむ私も深い溝があるのではなかろうかと思っていました。引き続き読み込んでいかれるとのこと、成果を楽しみにしております。
白頭庵様、コメントをありがとうございます。
ホワイトヘッドが目的論をどう考えていたのか等々、とっかかりだけでも掴んでレポートでカバーしたいと思って果たせなかったことが残っていることもあって、また改めて取り組みたいと思っています。
レポートを書くに当たっては学ばせて頂きました。遅まきながら感謝申し上げます。また御世話になります。