東北被災地巡礼

7. November, 2012 • 0 Comments

福島県新地町から帰ってきました。支援センターしんちでの朝の礼拝に始まり、昨日から来ていた藤沢聖マルコ教会の信徒の方と一緒に新地町での巡礼をしてきました。 家々の土台と道だけが残る風景に内戦中に訪ねた西アフリカ・シェラレオネの風景がふと重なって見えました。移転地の土地の整備が始まるのが来年、そこに家が建って仮設住宅から移ることができるようになるのが大体2年先、常磐線の再建が始まるのが5年先ぐらいとのこと。広大な荒れた湿地のようになってしまっている農地に稲穂が垂れるのはいつのことになるでしょうか。

今日は支援センターの「ほっとコーナー」に4カ所の仮設住宅の皆さんが集まっておられて、長谷川司祭や松本さん、そして現地ボランティアの方々がよい働きをしておられる様子がよく分かりました。

写真左上の丘中腹に見えるのが磯山聖ヨハネ教会。1920年に青葉女学院院長であったアンナ・L・ランソン執事が病後の保養のため、ここに「星見荘」と称する家を建てたのが始まりで、ランソンさんは地域のために託児所のようなことをされたり、米国聖公会に協力を求めて干害・高潮対策・水門設置などの貢献をされ、1936年に聖堂が出来たときには信徒の他に地域の人たちが沢山集まったそうです。写真には教会の手前に二つのポンプ場が映っていますが、これらもランソンさんの働きに始まったことを知って、清里でのポール・ラッシュの働きを思い起こしました。

その意味でも、キープ協会の働きを媒介にした北ルソン教区、横浜教区、そして(まだ参加未確定ながら)米国聖公会によるトライアング・プロジェクトのワークキャンプ地にふさわしいと思いました。やることはいくらでもありますね。磯山聖ヨハネ教会の再建もその頃に始まるかもしれませんし、被災者の仮設での生活もまだ続いています。意欲的な参加者が得られるように願っています。

※ 関連記事:「自然災害の猛威と宗教者の役割~3.11大震災と原発事故への反省と実践」

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