COP17のために祈ろう

21. November, 2011 • 0 Comments

11月28日~12月9日、南アフリカのダーバンで、COP17(第17回 気候変動枠組条約締約国会議)が開かれます。この会議の成功のために、「我々は信仰を持っている – 気候変動に関する正義のために行動を!」と題して、オンライン署名が行われています。COP17とこの署名に関するアングリカン・コミュニオン・ニュースサービスの記事を抜粋で紹介します。転載歓迎です。

オンライン署名サイト:http://www.wehavefaithactnow.org/

「17年間の温室効果ガス削減のための交渉にもかかわらず、現在の合意された目標では、地球は2.5~4度、温暖化します。それが壊滅的な影響をもたらすことは広く認められています」と、南アフリカ聖公会の環境問題コーディネーターであり、アングリカン・コミュニオン環境問題ネットワークのメンバーである主教座聖堂付司祭のレイチェル・マッシュは述べる。

COP17の焦点は、京都議定書の約束期間(2008-2012)終了後の枠組みに関する合意を作ることである。また、2010年のCOP16でのカンクン合意の中の少なくとも幾つかの項目について決着をつけることも焦点となるであろう。例えば、クリーンテクノロジー(環境への影響が少ない技術)、森林保護、気候変動への適応、財政問題に関する協力などについて、特に、貧しい国々が森林を保護し、気候変動に適応し、経済を「グリーン」にするための財政面での協力が話し合われることになるだろう。

「この集まりがアフリカの地で開かれるのはふさわしいことです。なぜなら、南アフリカ共和国の人間を除けば、アフリカ人は温室効果ガスの排出にほとんど責任がないにもかかわらず、アフリカ南部は地球全体における平均の2倍の比率で温暖化しているからです。アフリカは地球上で最も影響を受ける地域になるでしょう。過去になかったような干ばつ、洪水、異常気象が起こり、食糧はますます確保できなくなり、貧困、自発的意思によらない移住、紛争の増加に苦しむことになるでしょう」とマッシュ司祭は述べる。

11月27日(日)ダーバンで開かれる市民集会に宗教指導者たちが参加し、気候変動に関する交渉の成功のために祈祷がささげられる。デズモンド・ツツ大主教が「我々は信仰を持っている – 気候変動に関する正義のために行動を!」と題して行われている署名をCOP17からの代表者に手渡すことになっている。

署名は次のことを求めている:
・将来の世代の生存を確かにするために、公正で意欲的で法的に拘束力のある合意と、京都議定書の第二次約束期間について、約束すること。
・地球全体の気温上昇を1.5度以下に抑えることができるような二酸化炭素ガス排出削減のための短期的、長期的な明確な目標を定め、地球を癒すのに貢献する策を支持すること。
・アフリカ諸国が適応するために十分な財政支援を保障すること。それは、生態学的負債に鑑みて、歴史的に環境を汚染してきた国々によって、既存の開発支援とは別に、国連の下で包含的に公正に為されるべきであること。
・交渉を行う者たちが、地球を尊敬をもって扱い、無秩序に対して抵抗し、法的に拘束力のある気候変動条約を受諾することを含めて互いに和合すること。

※ 記事原文:http://www.anglicancommunion.org/acns/news.cfm/2011/11/18/ACNS4982
※ COP17公式サイト:http://www.cop17-cmp7durban.com/
※ 日本政府外務省のサイト:http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/kankyo/kiko/cop17/index.html

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