2008年 パレスチナ・イスラエルのための世界平和祈祷週間

4. 6月, 2008 • 0 Comments

6月4日から10日までの1週間は、「パレスチナとイスラエルの平和のために世界の教会が行動する週間」です。

2008年はナクバから60年、占領が始まって41年です。パレスチナの人々は互いの行き来もままならない状態を強いられており、世界からも遮断されている状態に置かれています。このプログラムは、世界の教会がパレスチナの人々を忘れていないことを具体的に表すことを目的として、WCCのイニシアティブで始まり、3年目になります。WCC加盟のプロテスタント諸教会、聖公会、正教会だけでなく、カトリック教会も参加しています。

様々なプログラムが行われますが、今年は特にパレスチナ・イスラエルの平和へのメッセージを募集しているので紹介したいと思いました。教会・団体単位でも個人でも歓迎とのことで、寄せられたメッセージは、エルサレムやベツレヘムの教会、学校、関連団体で分かち合われます。届いたメッセージの幾つかは6月8日にベツレヘムで持たれる合同礼拝で読まれます。

届いているメッセージの中から、イスラエルのラビのNGO「ラバイズ・フォー・ヒューマンライツ」のメッセージを紹介します:

アラブ人のためでもユダヤ人のためでもなく、
パレスチナ人のためでもイスラエル人のためでもなく、
むしろ皆さん自身のためにお祈りください。
祈りの中で、わたしたちを分けないように。
両者を共に心の中に置くように。

(Rabbi Stanley A. Ringler, Rabbis for Human Rights)

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