Sabeel Wave of Prayer 2021/1/21

21. 1月, 2021 • 0 Comments

※ この「祈りの波」は、毎週木曜日の正午、東エルサレムのサビール・エキュメニカル解放神学センターの祈祷会でささげられている嘆願です。名称には祈りが波のように世界中に広がるようにという願いが込められています。

#今週の非暴力行動クミ・ナウのオンライン・ミーティングは1月19日火曜日午後6時(日本時間20日午前1時)に開かれ、「家屋破壊に反対するイスラエル委員会(ICAHD)」の働きに焦点を当てます。イスラエル当局がパレスチナ人に建築許可証を発行しないことについて、ICAHD設立者のジェフ・ハーパー氏が論じます。パレスチナ人は自分の所有する土地に家を建てたくても、建築許可証を得られることは稀です。許可証の発行をまたずに家を建てると、イスラエル当局によって取り壊されます。多くのパレスチナ人が取り壊し費用の支払いをしないですむように家を自ら取り壊すことを強いられています。

主イエスよ、目の前で家を取り壊されるパレスチナの人々のことを思い、悲しみで胸が潰れる思いでみ前にまいります。主よ、あなたは地上での働きの間、枕するところもない、占領下の過酷な生活を経験されました。どうか占領下パレスチナにおけるこの家屋破壊という嘆かわしい施策が行われなくなりますように。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

#国連の人道問題調整事務所(OCHA)の報告によると、パレスチナの病院がイスラエル軍の標的にされる事件が過去2週間に3件ありました。12月26日にガザで、その翌日ラマラで、病院内でパレスチナ人が負傷しました。1月4日には西岸地区北部のトゥルカルムでイスラエル兵が病院に押し入り、守衛に対してスタン擲弾を撃ち、患者をパニックに陥らせました。

主よ、イスラエル軍がパレスチナの病院を標的にすることを人道的な見地に立ってやめますように。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

#1月10日日曜日、5つの人権団体が共同でイスラエル最高裁に異議を申し立てました。イスラエルの公安大臣アミル・オハナが監獄にいる囚人にCOVID-19のワクチン接種をしない決定をしたことに対する異議です。公安大臣の決定は、全囚人にワクチンを打つべきであるとしたイスラエルの保健相の命令と矛盾するものです。

主よ、イスラエルの監獄にいるすべての囚人、イスラエル人もパレスチナ人も、ワクチンの接種を受けることができますように。かれらは不健康で過密な状態に置かれています。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

#イスラエルのパレスチナ人地域社会に公衆衛生に関する重要な情報が知らされていないことを、人権団体が問題にしています。パンデミックが始まって1年近くになりますが、新型コロナウィルスや救急医療に関する情報がいまだにアラビア語で提供されていません。

主よ、祈ります。どうかパンデミックに関する重要な情報がイスラエルに住むすべての人々に、その人々の言葉で伝えられますように。イスラエル領内に住むパレスチナ人にもアラビア語で伝えられますように。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

#1月11日月曜日、イスラエル政府は占領下パレスチナ西岸地区に新たに800戸の入植者用住宅を建設することを許可しました。これは、米国のトランプ大統領が退任する前にできる限り入植地を拡大しておこうという試みであると見られています。

主よ、どうか国際機関、各国政府がイスラエルによるパレスチナの土地の略奪、不法な入植地の急速な拡大に対して声をあげますように。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

#イスラエルの地方裁判所が、1月11日月曜日、映画『ジェニン、ジェニン』の上映を続けることを禁止しました。2002年に発表されたこの映画は、西岸地区北部にあるジェニン難民キャンプにおけるイスラエル軍によるパレスチナ人虐殺事件に光を当てたものです。映画監督のムハンマド・バクリは、訴訟を起こしたイスラエル兵に賠償金を払い、長期間に渡った裁判の費用も負担しなければなりません。

主よ、表現の自由を行使し、議論の分かれる問題を取り上げつづけている映画製作者たちのゆえに感謝をささげます。イスラエルの司法が表現の自由を尊重し、軍をはじめlイスラエル当局による犯罪の責任を問いますように。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

#今週、パレスチナ人の友であるノルウェー人、ケンネット・ラーセンが亡くなりました。66歳でした。彼はノルウェーで労働組合員として、またジャーナリストとして活躍し、西岸地区やレバノンへの訪問団に参加しました。オスローに「ハンダラ」という店を開き、パレスチナの製品を紹介しました。

主よ、ケンネット・ラーセンの生涯と働きを感謝します。彼を失った家族や友人の悲しみを覚えます。彼がノルウェーの人々、またパレスチナの人々のために、正義を求めて働いたことを感謝します。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

#世界教会協議会(WCC)に連なって祈りましょう

神よ、バーレーン王国、クウェート国、オマーン国、カタール国、サウジアラビア王国、アラブ首長国連邦(UAE)、イエメン共和国に生きる人々を覚えて感謝をささげます。この地域で何千年も持ちこたえてきた太古からの文化、宗教のゆえに。民族間の紛争、テロリズムのただ中で平和を追求し続けている人々のゆえに。信仰を表現し、他者と共に働くことにおけるイスラム教徒の忠実さのゆえに。しばしば差別を受ける少数者の境遇にありながらも信仰を実践しているキリスト者のゆえに。憐れみ深い主よ、わたしたちの嘆願をお聞きください。基本的な自由と人間の尊厳を奪われているこれらの国々の女性たち、その他の人々のために祈ります。宗教の帰属意識を過激主義的な政治目的のために不当に利用、誤用する者たちのために祈ります。石油その他の自然資源がすべての人のために賢明に利用されますように。法の支配、社会的正義、信教その他の自由に基づく安定した民主的な社会が実現しますように。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

Leave a comment