Sabeel Wave of Prayer 2020/12/24

24. 12月, 2020 • 0 Comments

※ この「祈りの波」は、毎週木曜日の正午、東エルサレムのサビール・エキュメニカル解放神学センターの祈祷会でささげられている嘆願です。名称には祈りが波のように世界中に広がるようにという願いが込められています。

#占領下西岸地区ナブルス東部の村ベイト・ダジャンのパレスチナ人農民は、穀物、オリーブ、アーモンド、いちじくの収穫で生計を立ています。その農地のほとんどは1970年代に違法につくられたイスラエルの入植地によって奪われました。今、新たにつくられたイスラエルの前哨入植地によってさらなる土地が奪われそうになっています。12月11日金曜日、村人たちが村の北東部に土地を奪われるのを防ごうとオリーブの苗木を植えるために集まったところ、イスラエル兵によって暴力的に解散させられました。兵は二人の村人に向かって銃を撃って負傷させ、催涙ガスの缶を投げつけました。その二日後には、ヘブロン近郊の村ヤッタで、イスラエル人入植者がオリーブ畑に放火し、パレスチナ人の農民が樹齢400年のオリーブの木々を失いました。

主よ、畑の収穫で生計を立てているパレスチナの農民のために祈ります。どうかイスラエルの軍や入植者がかれらに対してふるっている暴力や威嚇行為を終わらせてください。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

#12月11日金曜日、聴力に重いハンディのあったパレスチナ人、アブドゥル-ナセル・ハラウェが亡くなりました。彼はエルサレム北部のカランディア検問所でイスラエル兵に撃たれ、そのために負った怪我のために合併症を起こしていました。彼は「止まれ」という兵士の声が聞こえずに歩き続けたために撃たれ、足の骨が粉々になり、体を弱らせ、死にました。

主よ、アブドゥル-ナセルの死を嘆く彼の家族のために祈ります。人々が家畜のように囲いに集められ、しょうがい者が暴力の的にされている、占領下パレスチナのすべての検問所が閉じられますように。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

#今年11月の1ヶ月間に413人のパレスチナ人が占領下西岸地区各地で自宅を襲撃されて逮捕されたと、パレスチナのNGOが12月12日土曜日に発表しました。最も多かったのは東エルサレムにおいてで、157人が逮捕されました。現在イスラエルの監獄には女性41人、子ども170人を含む4400人のパレスチナ人が拘留されています。内、380人は行政拘留で収監されています。

主よ、切に願います。パレスチナ/イスラエルに正義と平和を与えてください。民衆が被っている不法と抑圧に対して声をあげて、しばしば逮捕理由も示されず、裁判も受けられないままに、投獄されるという高い代償を払っているパレスチナの人々のために祈ります。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

#イスラエルの西エルサレム市当局は、12月14日月曜日、占領下東エルサレムにあるイスラム教徒の墓地アル=ユーシフィエの高い石の塀をブルドーザーで破壊しました。そこに公園をつくるためです。

主よ、どうか東エルサレムでの墓地に対する冒涜行為が止みますように。イスラエル当局がエルサレムの諸聖所を尊重しますように。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

#パレスチナの障がい者たちが7週続けてパレスチナ立法審議会の事務局前で抗議活動を行いました。障がい者に緊急に包括的健康保険が必要であることを訴えています。パンデミックで生活に必須の支援を受けられなくなったり、医薬品が手に入らなくなったりしていて、危機に襲われると障がい者がいかに深刻な影響を受けやすいかが示されたためです。

主よ、パレスチナの障がい者の必要に憐れみをもってお応えください。このパンデミックの中で多くの人が貧困、失業に苦しんでいますが、障がい者の負っている困難の大きさははかりしれません。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

#今週、非暴力行動クミ・ナウはミリタリーコート・ウォッチ(MCW)の働きに焦点を当てます。MCWはイスラエル軍によって拘留されている子どもたちの処遇を監視しています。ことに逮捕からの最初の24時間に注力しています。その間に被拘留者の権利が侵害されることが多いためです。

主よ、ミリタリーコート・ウォッチの働きに感謝します。イスラエル軍によるパレスチナの子どもたちの拘留、虐待が止みますように。それは不法で制度化され、蔓延しています。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

#このクリスマス、イエスの生誕の地、ベツレヘムは苦しんでいます。パンデミックで町の経済は打撃を受けました。観光を業とする7千人以上の人々が9ヶ月以上にわたって失業しています。教育を選ぶか、食糧を選ぶか、薬を選ぶか、難しい選択を迫られて、学校に子どもをやれない家庭も出てきました。家賃を払えず、両親や祖父母の家に身を寄せている人も出ています。

主イエスよ、あなたは世の光です。アドベントのロウソクに火を点す時、あなたの光に従えば闇の中を歩くことはないのだと思い起こさせられます。貧困、抑圧、病気、死別の闇が押し迫る時、どうか目を上げさせ、あなたの希望の光を見させてください。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

#世界教会協議会(WCC)に連なって祈りましょう

神よ、日本国、朝鮮民主主義人民共和国、大韓民国、中華民国(台湾)に生きる人々を覚えて感謝をささげます。この地域の特徴ある寺院、芸術、文化のゆえに。多くの人の生活を向上させた教育と経済成長のゆえに。日本キリスト教協議会(NCC-J)がアジア各地の人々との和解のために働いてきたことのゆえに。日本及び韓国のキリスト者の預言者的な証しのゆえに。第二次世界大戦時に「従軍慰安婦」として働かされた女性の正義のために根気強く証しが続けられていることのゆえに。台湾の人々が示してきた宗教的寛容の大きさのゆえに。また、文脈に根ざした神学教育を切り拓いてきたことのゆえに。朝鮮の再統一、人権の擁護、平和と正義のために働いてきた「朝鮮半島の平和・再統一と開発協力のためのエキュメニカル・フォーラム」(EFK)のゆえに。憐れみ深い主よ、わたしたちの嘆願をお聞きください。朝鮮半島において民衆の抑圧、軍事衝突の恐れがなくなりますように。平和と正義が打ち勝ち、朝鮮半島における再統一が成りますように。南シナ海の島々の帰属をめぐる紛争が台湾とその近隣諸国の間で平和的に解決されますように。また、台湾と中国の間で相互理解が深められ、協力が進みますように。不平等を経験している女性や周縁化されている人々のために祈ります。移民が建設的な貢献をなせるように、もっと受け容れられますように。競争と消費主義の圧力の下にあって、若者が新たな希望と意味を見いだすことができますように。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

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