Sabeel Wave of Prayer 2020/6/4

2. 6月, 2020 • 0 Comments
※ この「祈りの波」は、毎週木曜日の正午、東エルサレムのサビール・エキュメニカル解放神学センターの祈祷会でささげられている嘆願です。名称には祈りが波のように世界中に広がるようにという願いが込められています。
 
#非暴力行動クミ・ナウは、今週は、パレスチナ自然史博物館(PENH)とパレスチナ生物多様性持続性研究所(PIBS)の働きに焦点を当てます。両研究所は、パレスチナの文化的遺産と自然環境の調査、保存、啓発活動を目的としています。その知識に基づき、責任ある仕方で環境と関わることがねらいです。
http://www.palestinenature.org
 
愛する主よ、あなたの造られたものはすべて良いものです(Ⅰテモテ4:4)。身の周りの自然環境を注意深く観察し、大切に保護する働きをしているPMNHとPIBSで働く人々のゆえに感謝します。どうか彼らの心が彼らの発見するものに対する畏敬で満たされますように。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください
 

#土曜日の朝、占領下東エルサレムの旧市街近くで、イスラエルの警察が武器を持たないパレスチナ人を射殺しました。殺害されたエル=ハラク、32歳は、現場近くにある障がい者のための学校で学び、働いていました。彼はその学校に行く途中、何発も銃撃を受けて、路上で血を流しながら亡くなりました。その前日にも占領下西岸地区の町ラマラで、イスラエル兵が乗っている車でぶつかろうとしたという容疑でパレスチナ人を殺害しています。
 
愛する主よ、息子の死を嘆くエル=ハラク・リアドの家族のことを覚えます。どうか発砲した者たちとその上司がこの犯罪の責任を問われますように。神よ、どうか勇気と決意を与えてわたしたちを祝福し、わたしたちが権力に向かって真実を語りつづけることができるようにしてください。社会の片隅に追いやられている人々を忘れることがないようにしてください。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください
 
#アイマン・サフィアは29歳にしてアラブ系イスラエル人のバレエダンサーの中で最も才能があると評価されていました。悲しいことに、5月17日日曜日、彼はネブ・ヤムの海岸で泳いでいて強い流れにさらわれてしまいました。一緒に泳いでいた女性を岸の方に連れ返すことはできましたが、本人は流されてしまいました。水曜日、彼の遺体はイスラエルの警察によって発見されました。
https://youtu.be/WmliaHZTgIE
 
愛する主よ、アイマンの死を悼む彼の家族のために祈ります。多くの若者が捜索活動に加わったことを感謝します。国際的に知られたダンサーがこんなにも若くして亡くなったことを悲しみます。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください
 
#5月末にサビールの総会が開催され、新しく選ばれた理事会メンバーが承認されました。
 
愛する主よ、新たな責任を担うサビールの新理事会のために祈ります。これまで理事を務め、時間とエネルギーをささげてきた人々に感謝します。どうかサビールがこれからもすべての人々のために働き、力を持つ者たちに対して預言者的に語り、抑圧されている者たちの権利要求を助けることができますように。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください
 
#国境なき医師団(MSF)は、COVID-19ウィルス、ロックダウン、そしてその経済的影響によって、占領下に暮らす多くのパレスチナ人の世帯が深刻な打撃を受けていると報告しました。イスラエルの入植地の近くに住むパレスチナ人は頻繁に暴力の犠牲になっており、それにパンデミックによる不安が重なって、家庭内暴力を引き起こす原因になっています。
※ https://www.msf.org/virus-violence-spreads-west-bank-amid-covid-19
 
愛する主よ、あなたはわたしたちの逃れ場、わたしたちの力、苦難の時の傍らの助けです(詩46:1)。どうかパレスチナ人が経験している暴力の連鎖を終わらせてください。イスラエルの残忍な占領を終わらせてください。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください
 
#西岸地区では6月5日までロックダウンが続く予定でしたが、ここ数週間、新たな感染者がほとんど出なくなったため、6月2日火曜日に行動の制限が緩和されました。礼拝所、店、工場を開くことが許されました。ただし当局は引き続きの注意を呼びかけています。5月22日までに、西岸地区での新型コロナウィルスによる死者は4人、感染が確認されたのは547人、内139人が東エルサレムに住む人でした。サビールの事務所は今週、活動を再開します。
 
主よ、パレスチナとイスラエルにおける感染者が少なくなってきていることを感謝します。どうかパンデミックが早く収束しますように。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください
 
#アル=アクサ・モスクの説教者であるエキルマ・サブリ師を、イスラエル軍が逮捕しました。サブリ師は79歳で、西岸地区カルキリヤの生まれ、最高ムスリム評議会(が6日間戦争の後に改めてつくられた際)の共同創設者であり、議長である人で、エルサレムの前大ムフティです。アル=アクサ・モスクは、今、ユダヤ教化される計画に直面しています。聖所の襲撃、占拠が呼びかけられていて、祈りの時間と場所をイスラム教徒とユダヤ教徒で分け合うようにするという議論が行われています。
 
愛する神よ、エキルマ・サブリ師がどうかイスラエルの監獄から速やかに釈放されますように。正義に関わる自分の立場ゆえに不利益を被ることを厭わず、権力に向かって真実を語る、すべての良心の人のゆえに感謝します。どうか正義に反する占領諸政策に苦しむエルサレムとそのすべての子らの安全が守られますように。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください
 
#世界教会協議会(WCC)に連なって祈りましょう
 
神よ、レソト王国、ナミビア共和国、南アフリカ共和国、スワジランド王国に生きる人々を覚えて感謝をささげます。この地域の植物と動物の豊かな多様性、豊富な鉱物資源のゆえに。アパルトヘイトの時代に世界中の教会が忠実に証しをしたことのゆえに。また、その後、異なる人種、生活様式の人々が共に生きるようになったことのゆえに。過去に行われた残虐行為に癒やしをもたらすための、真実と和解委員会、その他の機関の働きのゆえに。南アフリカでHIV/AIDSを患うすべての人が抗レトロウィルス薬を利用できるようになっていることのゆえに。憐れみ深い主よ、わたしたちの嘆願をお聞きください。資源が、経済的利益のために搾取されず、すべての人の益とするために保護されますように。これらの国々で、あらゆる次元で、もっと民主的で、透明性のある統治が行われますように。レイプ、性的暴力、その他の犯罪について、効果ある取り組みがなされますように。難民が歓待されるように、適切な予算が取られ、人々の態度が変わりますように。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください
 
#聖霊降臨後第1主日・三位一体主日の福音書を読み、祈りをささげましょう(マタイによる福音書28:16-20)
 
愛に富みたもうすべての民族の解放者よ
聖霊をわたしたちに吹き込み
暴虐と恐怖が支配するあらゆるところで
正義と平和と癒しの器にならせてください
あなたの言葉と教えに忠実に留まることを教え
力を持つ者が民の福祉よりも自分の欲と野心を優先させるこの壊れた世界で
み国の到来を見せさせてください
アーメン

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