Sabeel Wave of Prayer 2020/5/7

6. 5月, 2020 • 0 Comments
※ この「祈りの波」は、毎週木曜日の正午、東エルサレムのサビール・エキュメニカル解放神学センターの祈祷会でささげられている嘆願です。名称には祈りが波のように世界中に広がるようにという願いが込められています。
 
#非暴力行動クミ・ナウは、今週はエルサレムのアル=クッズ大学の働きに焦点を当てます。アル=クッズ大学は、占領、抑圧の下にあっても、最高水準の教育を提供する努力を続けています。
https://kuminow.com/al-quds/
 
主よ、自国でも外国でも偏見に遭わなければならないパレスチナの学生たちの自信と自尊心を育てるために働いている、アル=クッズ大学をはじめとする諸教育機関の教員のために祈ります。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

 
#4月24日金曜日、宗教指導者たちが西エルサレムのキング・デイヴィッド・ホテルのテラスに立ち、ヘブライ語、アラブ語、英語で Covid-19ウィルスからの救いを求めて祈りをささげました。イスラエルでは Covid-19ウィルスのために200人以上が死亡しました。西岸地区、ガザ地区では、死亡したのは2名だけですが、最近イスラエルから西岸地区に戻ったばかりの数千人の労働者から感染が広がることが懸念されています。パレスチナで感染が確認された人の内、少なくとも1/3はイスラエルでの仕事で感染したことが分かっています。
 
主よ、どうかパレスチナとイスラエルの指導者たちがこのウィルスの拡散を抑えるために心を合わせますように。資源を分かち合いますように。多くのパレスチナ人が失業と食糧や医薬品の不足に苦しんでいます。イスラエル政府がパレスチナ自治政府と協力して、必要な緊急支援を行いますように。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください
 
#2020年4月の最後の日、2017年から始まった訴訟で最高裁の判決がくだり、パレスチナ・ソリダリティ・キャンペーン(PSC)が英国政府に対して歴史的な勝利を収めました。地方自治体の年金制度の資産運用で、パレスチナ占領から利益を得ようとしている企業からの年金投資引き上げが認められました。
https://www.palestinecampaign.org/palestine-solidarity-campaign-defeats-uk-government-over-pensions-divestment/
 
主よ、長く厳しい訴訟を闘ってきたキャンペーンと最高裁の判決を感謝します。これで英国の公共団体は投資に関して罪に問われる恐れなく各々で倫理的決定を為すことができます。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください
 
#ロンドンに住むパレスチナ人映画監督ファラ・ナブルシが、彼女の作品『プレゼント』がクリーブランド国際映画祭で最優秀実写短編部門の審査員賞を受賞して、オスカーのノミネート資格を得たことを明らかにしました。この作品は、西岸地区に住むパレスチナ人ユーセフが主人公で、小さな娘を連れて妻に結婚記念日のプレゼントを買いに出かける彼をカメラが追います。プレゼント探しは、イスラエル兵、入植者専用道路、検問所によって、すぐに大変なことになってしまいます。
https://www.festivalscope.com/all/film/the-present
 
主よ、ファラ・ナブルシのように、与えられた物語の才を用いてイスラエルによる占領下でパレスチナ人が日々受けている嫌がらせ、脅迫を描き出している映画製作者たちのゆえに感謝します。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください
 
#カイロス・パレスチナが、イスラエルの“緊急”連立政権が行っていることに注意を喚起しました。「コロナ・ウィルス対策」内閣の装いの下、イスラエルはパレスチナの家屋破壊、子どもの逮捕、入植者の暴力的行動への支援を続けています。また、11月に予定されている米国の大統領選挙前にトランプ政権の支持の下で実行しようと、7月1日までに西岸地区の30%を併合する計画に余念がありません。
 
主よ、わたしたちはカイロス・パレスチナと共に声をあげます。どうかパレスチナの占領が止み、世界中の政府、議員がパレスチナの地のさらなる併合を企むイスラエルを非難しますように。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください
 
#4月30日木曜日、国際刑事裁判所(ICC)検察官ファトゥ・ベンソーダが、パレスチナは国家であるとする彼女の決定を公にしました。イスラエルによるガザおよび西岸地区における戦争犯罪の容疑に関する時間のかかる調査に入るかどうかの決定にあたって、三人の裁判官からなる合議体によって訴えが検討され、またパレスチナ、イスラエル双方の支持国からの意見陳述書が検討されます。
https://www.icc-cpi.int/CourtRecords/CR2020_01746.PDF
 
主よ、国際社会の次元で法を守るための権力を委ねられている人々のために祈ります。法律家が負っている責任の重さを思います。「正義と慈しみを追い求める人は命と正義と誉れを得る」ことを覚えます(箴言21:21)。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください
 
#今月、世界中のローマ・カトリック教会はおとめマリヤを祝い、5月31日に「聖母の訪問の祝日」が祝われます。
 
主よ、イエスの母、マリヤをローマ・カトリック教会が祝うこの時、どうかマリヤ像を飾る花々のように、世界中で、ことにパレスチナで、平和が花を咲かせますように。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください
 
#世界教会協議会(WCC)に連なって祈りましょう
 
神よ、インド、パキスタン・イスラム共和国、スリランカ民主社会主義共和国に生きる人々を覚えて感謝をささげます。これらの国々の民族の多様性のゆえに。その文化、価値観、霊性の多様性のゆえに。宗教的少数者や、社会の片隅に追いやられている人々、先住民、ダリット、女性、青年、障害者、性的少数者が、差別や迫害に遭いながらも強く生きる力を持っていることのゆえに。これらの国々のキリスト者、教会が、教育、保健医療に貢献していることのゆえに。また、礼拝、神学、組織の在り方を、創造力に富む仕方で社会的、文化的に適応させてきたことのゆえに。共通の益のために宗教間の連帯を築く努力が払われていることのゆえに。憐れみ深い主よ、わたしたちの嘆願をおききください。過酷な貧困を乗り越えようと闘っている人々のために祈ります。自分をなげうって地域で働いているキリスト者、その他の人々のために祈ります。すべての市民の人権が保障されるようにするための彼らの取り組み、協働のために祈ります。宗教、カースト、民族を超えて理解と調和を築こうとする取り組みのために祈ります。女性、ダリット、先住民族の人権、及び、大地の保全のために闘っている民衆運動のために祈ります。経済成長を求める圧力の下にあって、どうか指導者たちが人々の福祉と大地の保全を第一にし続けますように。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください。
 
#復活節第5主日(A年)の福音書を読み、祈りをささげましょう(ヨハネによる福音書14:1-14)
 
天の父よ、
あなたはわたしたちの命の源です。
あなたは素晴らしい世界を与え、恵みと愛で隅々まで満たしてくださりました。
あなたの霊を与えて、この命を生きる旅を共にしてくださると約束されました。
しかし、告白します。
わたしたちの目があなたを見ることができないこと、あなたを迎え入れることができないことの多いことを。
占領と抑圧、痛み、失望、悲しみの中、あなたが働いておられることが理解できないことの多いことを。
目をあげてあなたの広い地平を見るためには、あなたの霊が必要です。
あなたのことが分かるように、あなたの霊に向かって自分を開いて祈ることを教えてください。
すすんで自分の命をあなたに委ね、人生を変えるあなたの愛に服従できる場所にお連れください。
救いが与えられるあなたの広大な開かれた場所に、どうかあなたと共に行くことができますように。
これらのことを、わたしたちの光、わたしたちの救いであるイエスの御名によって願います。
御子は父と聖霊と共に聖なる三位一体の輝かしい栄光の内に代々に支配しておられます。アーメン

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