Sabeel Wave of Prayer 2020/4/30

29. 4月, 2020 • 0 Comments
※ 「祈りの波」は、毎週木曜日の正午、東エルサレムのサビール・エキュメニカル解放神学センターの祈祷会でささげられている嘆願です。名称には祈りが波のように世界中に広がるようにという願いが込められています。
 
#今週の非暴力行動クミ・ナウは、「発展と報道の自由のためのパレスチナセンター(MADA)」の働きに焦点を当てます。2006年に設立された非営利組織MADAは、ラマラを拠点として、パレスチナのジャーナリストを支援、保護するために働いています。今、パレスチナのジャーナリストはこれまで以上に厳しい制限に直面していて、取材の際に頻繁にイスラエル当局から威嚇、暴行を受けています。
 
主よ、真実を伝えようとしているジャーナリストを支えるMADAの働きを感謝します。自身の自由が奪われる危険を冒しながらもパレスチナ占領の負の現実に光を当てているジャーナリストの勇気を感謝します。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

 
#米国のトランプ政権による支援打ち切りのため、東エルサレムの病院はCOVID-19ウィルスに対処するために必要な設備、準備を整えられない深刻な状態にあります。イスラエル当局は支援の要請になかなか応えず、最近まで東エルサレムおよびイスラエルの主要なアラブ系市民居住地域における感染者数も把握していませんでした。行動制限を緩和するにあたって、感染者の特定と治療はますます重要になっています。
 
主よ、わたしたちの叫びをお聞きください。東エルサレムをはじめとする人口過密状態の貧しい地域に住む人々のことを思います。どうか野火が燃え広がるようにこのウィルスが感染拡大することがありませんように。ウィルスの拡がりを抑えるためにイスラエル政府が資源をもっと平等に使いますように。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください
 
#ロックダウンが始まってから、イスラエル軍に守られたユダヤ人入植者によるパレスチナ人に対する襲撃が急増しています。イスラエルの人権団体ベッツェレム(B’Tselem)によると、全国的な行動制限下にもかかわらず、4月だけで23件の襲撃事件がありました。
 
主よ、どうか入植者の暴力、襲撃が止みますように。イスラエル政府がこういう襲撃に兵士を伴わせて暗黙の支援を与えることを止めますように。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください
 
#4月20日月曜日、駐ドイツ・イスラエル大使館が催した「ホロコーストl記念ズーム・イベント」がズーム・ボーミング(ズーム爆撃)を受け、反セム主義的な動画や写真が表示されました。このイベントは、虐殺を生き延びたツヴィ・ハーシェル氏を招いて行われたもので、荒らしの発生で中断された後、招待された人のみで再開されました。ズームはこの後セキュリティ対策を強めています。
 
主よ、中傷、憎しみをまき散らすこのような出来事が起きて、悲しい思いです。どうか、このようなことが、面と向かってであれ、ネット上においてであれ、なくなりますように。「悪からあなたの舌を、欺きの言葉からあなたの唇を守れ」(詩34:14)というみ言葉を覚えます。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください
 
#ベンヤミン・ネタニヤフは、対立してきたベニー・ガンツとの合意に至って、イスラエルの首相として最長の任期を務めることが決まりました。当初はCovid 19ウィルスの対策のための半年間の非常事態政府を立てる計画でしたが、ネタニヤフが1年半首相を務めた後、ガンツが残りの半期、首相を務めるということになりました。西岸地区の大半の土地をイスラエルに合併する法案が、早ければ7月1日に投票にかけられます。
 
主よ、どうか世界中の国々、政治家が声をあげ、イスラエルと米国による不法な土地の横奪に反対しますように。パンデミックに気を取られている間にパレスチナの地が奪われませんように。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください
 
#冬に例年になく雨量が多かったため、ガリラヤ湖の水位は2004年以後、最高となっています。5月初めと予測されていますが、あと12cm程で限界に達し、その時にはヨルダン川への流量を調節しているデガニア・ダムの放水が始まります。
 
主よ、春に美しい景色を見せるガリラヤ湖畔が、今年は洪水に見舞われて、木々の根元が水没しています。奇妙に人気がなく、ロックダウンの最中であることを思い起こさせられ、家に閉じ込められている人々のこと、食糧や飲用水が不足して苦しんでいる人々のことを考えさせられます。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください
 
#世界教会協議会(WCC)に連なって祈りましょう
 
神よ、アフガニスタン・イスラム共和国、カザフスタン共和国、キルギス共和国、モンゴル国、タジキスタン共和国、トルクメニスタン、ウズベキスタン共和国に生きる人々を覚え、感謝をささげます。中央アジアの国々のどこまでも続く山々、草原、砂漠の広がりのゆえに。この地域の豊かな自然資源のゆえに。驚くほどの民族的多様性のゆえに。近代化に直面しつつも何世紀も保たれてきた文化的伝統、慣習のゆえに。ごく少数の集団であるにもかかわらず、勇敢に福音を証しし、み言葉に従って生きる力を得ているキリスト者たちのゆえに。危険があるにもかかわらず、自らのいのちをかけて他者に奉仕している人々のゆえに。憐れみ深い主よ、わたしたちの嘆願をお聞きください。部族主義、伝統主義、近代化にかかわる衝突が止みますように。弾圧と暴力が止みますように。貧困と抑圧的支配に苦しむ人々のために祈ります。人間によって汚染されてきた大地、大気、水のために祈ります。イスラム教徒とキリスト教徒のよい関係のために祈ります。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください
 
#復活節第4主日の日課を読んで、祈りをささげましょう(ヨハネによる福音書10:1-10)
 
忍耐深く、愛に富まれる神よ
わたしたちはロックダウンされた門に立ち
中を覗き見、何が最善かは自分が知っていると信じて
門を通らずに他のところを乗り越えていこうとし続けています
平和と希望に導くただひとりの羊飼いの声を聞こうとしていません
当てもなく彷徨い、なぜ迷ってしまったのかと思い惑っています
どうかわたしたちを助けて、立ち止まらせ
羊飼いの声に耳を傾けさせてください
裏切られたことがない方、わたしたちの命を愛し、導いてくださる羊飼いを
どうか信頼できるようにしてください
わたしたちの頑なさ、愚かさをお赦しください
キリストの御名によってお願いいたします
アーメン

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