Sabeel Wave of Prayer 2020/4/16

15. 4月, 2020 • 0 Comments
※ この「祈りの波」は、毎週木曜日の正午、東エルサレムのサビール・エキュメニカル解放神学センターの祈祷会でささげられている嘆願です。名称には祈りが波のように世界中に広がるようにという願いが込められています。
 
#今週、非暴力行動クミ・ナウは、アッダミア囚人支援人権協会(Addameer Prisoner Support and Human Rights Association)の働きに焦点を当てます。アッダミア(「良心」の意味)はパレスチナの団体で、イスラエルとパレスチナの監獄にいるパレスチナ人の政治的囚人を支援する働きをしています。また行政拘留をやめさせるための国際キャンペーンに取り組んでいます。イスラエル軍は行政拘留の制度を使って、理由を示さずに、好きなだけの期間、拘留することができます。囚人は、逮捕理由を示されず、裁判を受けることもできません。
 
主よ、抗弁する権利も持たない囚人の支援をしているアッダミアの働きを感謝します。このイースターの時にあたって、主が逮捕され、侮辱され、監獄で殴られ、最も親しい友人たちからも見捨てられたことを思い起こします。どうかわたしたちを助けて、監獄にいる人々のことを思い起こさせてください。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

 
#COVID-19コロナウィルスの感染拡大が続いています。二百万人近くの人々が感染し、11万人以上が亡くなりました。世界中の人々が厳しい行動制限、ロックダウンされた状況下での生活を続けています。
 
イエスよ、あなたが地上で働かれた時、御力を示して、あらゆる年齢、立場にある人々の身体的、精神的、霊的な患いを癒されました。COVID-19ウィルスのために、今あなたの愛に触れることを必要としている人々と共にいてください。どうか彼らが、医師、看護師の手当てを通して、あなたの癒やしの力にふれることができますように。治療を受けている人々、隔離下にある人々から、恐れ、不安、孤独を除いてください。自分の健康を気遣うこと、他の人を感染から守ることに、目的意識を持てるようにしてください。彼らの家族、友人を守り、彼らを愛する人々すべてに平安を与えてください。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください
 
#4月12日日曜日、不法な入植地に住むイスラエル人がヘブロンのテル・ルメイダ地区で新たな前哨地をつくりはじめました。入植者たちはイスラエル軍に守られながら大きなテントを建て、近くで抗議するパレスチナ人たちに暴力を振るいました。ベツレヘムの近くでは入植者たちがオリーブの木を倒してまわりました。先週だけで500本が駄目にされました。
 
神よ、不法な入植者たちが無慈悲に土地を奪い、パレスチナの人々を根こぎにしています。国際社会が勇気をもって国際法を遵守させ、こういう事態を許しているイスラエル政府の貪欲さ、傲慢さに歯止めをかけますように。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください
 
#「子どものこんな処遇はない(No Way to Treat a Child)」キャンペーンが、イスラエル政府に刑務所、拘置所に拘留しているパレスチナの子どもたちを釈放することを求める署名運動を始めました。このパンデミックの中で拘留されていることのリスクを指摘して、イスラエル当局が拘留下に置きながらパレスチナの子どもたちの健康と福祉を守ることはできないと訴えています。
 
イエスは言われました。「子どもたちを私のところに来させなさい。妨げてはならない。神の国はこのような者たちのものである。」(ルカ18:16)世界中が困難の中にあるこの時、どうか拘留されている子どもたちが家族のもとに帰ることができますように。どうか子どもたちの心が希望で満たされ、恐れに囚われませんように。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください
 
#先週、グレゴリオ暦を使っている人々はイースターを新しい仕方で祝いました。オンラインで、あるいは会衆のいない聖堂で。今週は正教会の暦で、聖週、そしてイースターです。祝祭はきわめて限られた仕方で、閉じられた扉の向こう側で祝われます。
 
主なる神よ、イースターにおける御子の復活の知らせによって、わたしたちは希望で満たされています。この日の祝祭によって、既に勝利は勝ち取られていること、善は悪に常にそして最終的に勝利することを思い起こさせられます。しかし、聖地で墓の闇に囲まれて毎日を生きているパレスチナ人にとって、復活の光を見ることは時に難しいことです。神よ、どうか彼らの心に希望を植え付け、耐える力を与えて、歩み続けることができるようにしてください。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください
 
#世界教会協議会(WCC)に連なって祈りましょう
 
神よ、ベラルーシ共和国、モルドバ共和国、ロシア連邦、ウクライナに生きる人々を覚えて感謝をささげます。この地域で生み出された特色あるイコン、美術、文学、音楽のゆえに。共産党支配下で諸教会が信仰を守ったことのゆえに。また何十年も無神論政策が行われた後に教会が再生されたことのゆえに。ウクライナにおける紛争が人々に与えている苦しみを減らすために働く全ての人々のゆえに。また分断に立ち向かい、乗り越えようとしている全ての人々のゆえに。民主主義と開かれた政治のために働く人々のゆえに。憐れみ深い主よ、わたしたちの嘆願をお聴きください。政治的、経済的構造を再構築しようとしているこれらの国々に導きが与えられますように。多様な民族の歴史をもつこれらの国々に生きるすべての人々が、他者の苦しみを共にする力と民族的一体性とを与えられますように。アルコール中毒、HIV/AIDS、結核、その他の命にかかわる病に苦しむ人々のために祈ります。貧困と失業に苦しむ非常に多くの人々のために祈ります。今も続くチェルノブイリ原発事故の影響に苦しむベラルーシ、ウクライナの人々のために祈ります。メディアの民主化と真実を伝える報道のために闘っている人々のために祈ります。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください
 
#復活節第二主日の日課からの祈り(ヨハネによる福音書20:19-31)
 
主よ
占領下、わたしたちは戸に鍵をかけた家の中にいます
弟子たちと同じように。
わたしたちも恐怖を感じています。
弟子たちと理由は違うかもしれません。
しかし、わたしたちも恐れを取り去る聖霊の息を受けることが必要です。
閉じた戸の外へと出ていけるように。
主よ、わたしたちもトマスのように疑問、疑念があります。
信じるため、見ることが必要なことがあります。
信仰を持つために、あなたが必要です。
主よ、わたしたちもあなたの与える平和が必要です。
世界に暴力と混乱があふれているからです。
主よ、「あなたは私の主、私の神」と告白したトマスのように
わたしたちも自分の命のために告白します。
主よ、「見ないで信じる人は、幸いである」と言って
わたしたちを祝福してくださったことを感謝します。
主よ、どうかわたしたちがすべての人に戸を開くことができますように。
わたしたちは疑う人を迎え入れます。
アーメン

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