Sabeel Wave of Prayer 2020/2/20

19. 2月, 2020 • 0 Comments

※ この「祈りの波」は、毎週木曜日の正午、東エルサレムのサビール・エキュメニカル解放神学センターの祈祷会でささげられている嘆願です。名称には祈りが波のように世界中に広がるようにという願いが込められています。

#今週の非暴力行動クミ・ナウは、「パレスチナ非認可ベドウィン村落地域会議(RCUV)」の働きに焦点を当てます。RCUVはナカブ(ネゲブ)のパレスチナ・アラブ系市民を代表する役割を果たそうとしている組織です。これらの村々のパレスチナ・アラブ系市民はイスラエル国で法的に認識されておらず、水道、電気などの公共サービスも利用できません。彼らは牧畜、農耕による伝統的な生活様式を守って生きることを望んでいます。アル=アラキブ村(ベールシェバの北方8km程)等のベドウィン族の村々は常にイスラエル国による破壊の脅威にさらされています。イスラエル国は彼らを都市に移住させようとしています。
KUMI NOW

主よ、自分の土地で生きていながら権利を全く認められていない人々を守ろうとしているRCUVの働きのために祈ります。どうかベドウィン族の人々の生活様式が尊重され、彼らが伝統的な仕方で牧畜、農耕を続けられますように。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

#国連人権高等弁務官事務所が、イスラエル国による西岸地区及び東エルサレムの占領によって利益を得ている企業のリストを公表しました。報告書には、Airbnb、booking.com、Expedia、Motorola等、入植地の建設に関わってきた112の企業の名前が掲載されています。現在、1967年にイスラエルが西岸地区と東エルサレムの占領を始めてから建設された140の違法な入植地に、60万人のイスラエル人が住んでいます。

愛する主よ、どうか国連の報告書で名指しされた企業が国際法に照らして違法であるユダヤ人入植地で利益をあげていることについて考え直しますように。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

#パレスチナ人がヨルダン経由で農産物を輸出することを禁止するというイスラエル政府の決定を受けて、中東カルテットの特使、ジョン・クラーク博士は、カルテットはこの決定に介入し、イスラエル政府がこの制限を撤廃するように求めると述べました。中東カルテットは、パレスチナ問題にかんする和平プロセスを仲介するアメリカ合衆国、ロシア、欧州連合、国際連合の4者を指します。

愛する主よ、パレスチナ経済を窒息させようとするイスラエル政府の企てが、どうか国際社会の強力な介入と具体的な行動によって挫かれますように。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

#2月11日火曜日、イスラエル北部のパレスチナ・アラブ系住民の村ジシュで、何十台もの車のタイヤが切り裂かれ、ユダヤ人とアラブ人が交わることに反対する落書きが建物にスプレーで描かれる事件がありました。警察はイスラエル人の極右団体「プライス・タグ」(代償を払わせる意)による襲撃とみています。近年、アラブ人に対して同様な襲撃が繰り返されています。

主よ、ヘイト犯罪に脅かされながら生活しているイスラエルのアラブ系住民のために祈ります。警察が加害者を訴追し、弱い立場にある住民を守りますように。ユダヤ系住民とアラブ系住民が分かち合っている土地で互いを尊重しながら平和に生きていくことができますように。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

#2月10日月曜日、サビールは「パレスチナの諸神学」と題して機関誌コーナーストーンの最新号を発行しました。キリスト教シオニズムをどう考えているか、どのような希望を持っているのか等、異なる教派に属するパレスチナ人神学者たちにインタビューした記事が掲載されています。※ PDF版

おお主よ、あなたは苦しみを共にしてくださる憐れみ深い方です。わたしたちの生きている場所における、互いへの理解、あなたの栄光、あなたの
教会をたてることについて、より深く理解しようとする望みを与えてくださったことを感謝します。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

#ビルゼイト大学の講師、ナビア・ハバシュが、中東の建築家の機関誌で、地域で最も影響力のある建築家50人の1人に選ばれました。彼女は、自分の仕事は「パレスチナの建築遺産を守る民族的闘い」の一部であると説明しています。※ 記事

主よ、ナビアのような建築家たちにあなたがお与えになった賜物のゆえに感謝をささげます。あまりにも多くの破壊が行われている占領下の地にありながら、ナビアがパレスチナの遺産を愛で、大事にしてこられたことを感謝します。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

#世界教会協議会(WCC)に連なって祈りましょう

神よ、フランス共和国、ドイツ連邦共和国、モナコ公国に生きる人々を覚えて感謝をささげます。これらの地から世界にもたらされてきた豊かな歴史的、文化的遺産のゆえに。敵意を向け合った第二次世界大戦後にフランスとドイツの間に現れた友情、和解、協力のゆえに。フランス、ドイツで、新しい移民に対して教会、政府が示した歓待のゆえに。世界各地におけるエキュメニカルな働き、諸宗教との対話・協働、開発に惜しみなく支援してきたことのゆえに。憐れみ深い主よ、わたしたちの嘆願をお聞きください。これらの国々で、20世紀に行われた残虐行為や近年のテロ攻撃から生じてまだ残る恐れや疑いが乗り越えられますように。教会や政府が反移民感情の問題に取り組み、真に多民族化を実現できますように。利益を得る人々だけでなく、最も影響を受ける立場にある人々に対して責任ある経済的決定が為されますように。自国のためだけでなく、欧州全体、世界全体の共通の益のために働く政治指導者が選ばれますように。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

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