Sabeel Wave of Prayer 2019/11/28

28. 11月, 2019 • 0 Comments

※ この「祈りの波」は、毎週木曜日の正午、東エルサレムのサビール・エキュメニカル解放神学センターの祈祷会でささげられている嘆願です。名称には祈りが波のように世界中に広がるようにという願いが込められています。

#先週、帰還大行進は再度中止になりました。イスラエル軍がデモ参加者に対して極端な武力行使に及ぶ恐れがあったためです。国連の人道問題に関して責任を持つ機関、OCHAは、最近出した報告で、ガザ地区北部で住まいを借りて生活している貧しい家族の半数が封鎖による失業のために家賃を払えずに立ち退かされる恐れに直面していることに注意を促しました。

主よ、ガザの人々を祈りに覚えます。どうか権力をふるう政策決定者たちの手によって苦しめられている底辺で生きる人々に、御霊によって正義がもたらされますように。主よ、わたしたちを導き、不正義を終わらせ、イスラエルに封鎖の責任を取らせるための働きを続けさせてください。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

#今週、非暴力行動クミ・ナウはWCLAC(女性に法的支援とカウンセリングを提供するセンター)の働きに焦点を当てます。このセンターはパレスチナの非営利組織で、ジェンダーの平等を実現し、女性、ことに暴力を受けた女性の権利を守るための支援を行っています。パレスチナの女性が被っている暴力の最たるものは、イスラエル軍による夜間の襲撃です。WCLACは、イスラエル軍は毎年およそ1360回の夜間の襲撃を行っていると見積もっています。襲撃はたいてい逮捕に終わります。子どもが逮捕されることもしばしばです。占領地域での不法な入植地建設が加速するのに伴って夜間の襲撃が増加しています。WCLACは、襲撃によって女性、子どもが受けた重大な精神的外傷の症状を詳しく記録して、国連に報告しました。

https://kuminow.com/wclac/

主よ、WCLACの働きのゆえに感謝します。イスラエル軍による襲撃でトラウマを負ったパレスチナの人々から証拠を集めるWCLACの働きに感謝します。どうか恐ろしい夜間の襲撃がなくなりますように。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

#米国の国務省長官マイク・ポンペオが米国政府は西岸地区に建設されたイスラエルの入植地を「国際法と整合しない」ものとはもはや見ないと発表したことを受けて、11月21日木曜日、米国キリスト合同教会(UCC)は、この声明は米国政府が取ってきた立場に反し、国連決議2334(2016年12月)を無視するものであると指摘しました。米国政府がイスラエル寄りに政策を変えたことを強く非難し、占領に反対し、米国キリスト合同教会は「イスラエル/パレスチナにおける国際法と人権に基づく、正義に立つ持続する平和」のために働きを続けると述べました。

主よ、正義と公正に基づいて聖地の平和を求める、米国キリスト合同教会の明確な立場と支持に感謝します。どうか世界中の諸教会が声をあげ、パレスチナの地への入植地建設についてイスラエル政府の責任を問いますように。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

#11月29日、カイロス・パレスチナが第10回目となる国際会議をベツレヘムで開催します。この会議では過去10年間におけるパレスチナおよび世界中における政治と神学の変化が討議されます。また若いパレスチナ人たちから将来に対して抱く希望を聴きます。

主よ、どうかカイロス会議に参加する人々がそこで祝福と励ましを与えられますように。どうかパレスチナの兄弟姉妹の力を新たにして「走っても弱ることがなく、歩いても疲れることはない」ようにしてください(イザヤ40:31)。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

#11月18日月曜日、パレスチナ人のボーイスカウトの指導者でバスケットボールの審判であるジョージ・ガザラが夜明けにイスラエル軍の襲撃を受け、ラマラの自宅から連れ去られました。所在は不明のままです。パレスチナバスケットボール協会はこの誘拐を非難し、こうしたパレスチナのスポーツ選手に対する嫌がらせを止めさせるための介入を国際連盟に求めました。

主よ、今、御前にジョージを覚え、あなたの導きと彼の庇護を祈り求めます。この若者はサビールの活動に参加したこともあり、自分の時間を割いて他の人々のための活動を組織していました。どうか、この積極的で愛情豊かな青年が、いかなる状況に置かれようとも、あなたの力と平和を知ることができますように。どうか彼が安全に守られ、早く釈放されますように。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

#11月20日水曜日、オランダ政府は、パレスチナ自治政府法務省に毎年拠出していた資金の支払いを止めました。パレスチナ自治政府がテロリストを支援していると非難する親イスラエル諸団体からの圧力を受けてのことです。パレスチナ自治政府は稼ぎ手がイスラエルによって殺害されたり、負傷させられたり、監獄に囚われた家族に財政的な援助を与えています。イスラエルの監獄には現在5千人のパレスチナ人がいますが、そのほとんどは占領に反対する活動のために逮捕された人たちです。

主よ、あなたは家族が牢獄に囚われているパレスチナの家庭の貧困と必要をご存知です。どうか困窮している人々に必要なものを与える気持ちを他の人々に起こさせてください。どうかイスラエルによる占領とパレスチナ人に対する非人間的な扱いを終わらせてください。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

#パレスチナ人の報道写真家、ムアト・アマルネが、11月15日金曜日、ヘブロン近郊のスリフでイスラエルの国境警備隊に左目を撃たれました。彼は「プレス」とはっきり書かれている防弾チョッキを着ていました。入植地バト・アインの入植者たちによる土地の強奪に対して、武器を持たずに抗議をしていたパレスチナ人のグループを取材していたところでした。ジャーナリストに対するこの意図的な発砲に対して、他のジャーナリストたちは怒りの声をあげていて、ベツレヘム、ラマラ、ナブルス、ガザでデモが行われました。

主よ、ムアトの回復のためにお祈りします。彼は目から金属片を取り除くための2回目の手術を受けなければなりません。どうか片目を失っても彼が仕事を続けられますように。また、この事件がイスラエルの国境警備隊によってちゃんと調査されますように。占領下で日々起きている不正義を記録するために自らの命をかけて働いているパレスチナの報道写真家たちの勇気を感謝します。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

#世界教会協議会(WCC)に連なって祈りましょう

神よ、ブルネイ・ダルサラーム国、マレーシア、シンガポール共和国に生きる人々を覚えて感謝をささげます。福音を証し、差別され、社会の片隅に追いやられている人々に仕えてきたプロテスタント、ローマ・カトリック、オーソドックス、福音派の教会、およびマレーシアとシンガポールの教会協議会のゆえに。多くの人の生活水準を向上させた経済発展のゆえに。自然環境と資源の維持をはかる政策、施策のゆえに。民族間、宗教間の調和を図ろうとしてきた人々のゆえに。憐れみ深い主よ、わたしたちの嘆願をお聞きください。どうか、これらの国々で、より公正で参加型の民主的統治が実現しますように。地域で決定される、不平等をなくし、資源資源を守る経済成長が実現しますように。民族間、宗教間の理解と協力が深まりますように。多様な住民がすべて包含されるようなアイデンティティとビジョンが形成されますように。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

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