Sabeel Wave of Prayer 2019/8/15

15. 8月, 2019 • 0 Comments

※ この「祈りの波」は、毎週木曜日の正午、東エルサレムのサビール・エキュメニカル解放神学センターの祈祷会でささげられている嘆願です。名称には祈りが波のように世界中に広がるようにという願いが込められています。

#8月9日金曜日、帰還大行進はいつもよりもずっと静かに行われました。負傷者の報告もありませんでした。これは、8月11日日曜日に始まったイード・アル=アドハーの祝いのため、またエジプトの仲介による合意を受けて抗議者が少なくなっているためです。しかし、その合意にもかかわらず、何人ものパレスチナ人が殺害されました。彼らは武装した戦闘員で、ガザからイスラエルに侵入しようとしたためであるとされ、報復としてガザの複数の地域が砲撃されました。

主よ、引き続きガザの人々のために祈りをささげます。どうかいつの日にか彼らが故郷に帰ることができますように。イスラエルによる軍事封鎖が止みますように。世界中の権力を持つ立場にある者たちに真実を語る勇気を与え、不正義を見たならば立ち上がり、行動できるようにしてください。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

#今週、非暴力行動クミ・ナウは、ディフェンス・フォー・チルドレン・インターナショナル・パレスチナ(DCIP)の働きに焦点を当てます。この団体は、法的な支援、国際法に照らした違反の記録、子どもの保護の拡充のための提言等、子どもの権利の擁護のために活動しています。DCIPは、イスラエル当局に対して、夜間の逮捕を止めるように、また軍に拘束されたパレスチナの子どもたちに対するひどい扱い、拷問を止めるように、繰り返し呼びかけてきましたが、そうした子どもに対する暴力をやめていません。

どうかイスラエル当局による子どもの非人間的な扱いが明らかにされ、止みますように。DCIPの働きのゆえに感謝します。多くのおとなにとって想像することも難しい状況に囚われたパレスチナの子どもたちのためにDCIPが心を砕いていることのゆえに感謝します。愛するイエスよ、あなたは逮捕され、拷問を受けて、それがどういうことであるかをご存知です。どうかその苦しみを受けているすべての子どもたちに手を差し伸べてください。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

#8月11日日曜日、アル=アクサ・モスクでイード・アル=アドハーを祝い、祈りをささげていた何人ものイスラム教徒がイスラエル軍によって負傷させられました。 イスラムの指導者たちは、アル=アクサにできるかぎり多くの人々が集まって祈りをささげるように、他のすべてのモスクを閉じることを呼びかけました。イスラエル当局は、アル=アクサの境内地にユダヤ人が武装した護衛を連れて入り、ティシュアー・ベ=アーブを記念して祈ることを許しました。それは従来イードの祭りの間は禁止されていたことです。

主よ、エルサレムの町に平和と秩序をお与えください。どうか、町を占領しているイスラエルの当局者が、すべての住民に対して、各々の聖所で妨げられることなく礼拝をささげる権利を尊重しますように。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

#8月7日水曜日、パレスチナ自治政府の外務大臣が、ニカラグア政府がパレスチナに大使館を開設することを発表しました。近年、複数のヨーロッパ、ラテンアメリカの国々がパレスチナを国家として認めています。しかし、こうした動きは限られた外交的効果しかあげていません。

主よ、どうか世界中からパレスチナへの支持の表明がありますように。また、パレスチナが被っている抑圧は終わらせられなければならないという明確なメッセージが国際社会で立法に携わる人々から発せられますように。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

#2年間法廷で争った結果、ニューヨークのフォーダム大学の学生グループが歴史的な勝利を得ました。 2016年12月、学生自治会がクラブ「パレスチナにおける正義を求める学生たち」(SJP)の設立を承認したところ、大学当局がそれを無効にしました。2017年4月、学生たちはその処置が大学の定める規約に違反していると裁判を起こし、今回、勝利したのです。

愛する主よ、 パレスチナにおける正義を訴えるために言論の自由を求めて戦った学生たちの勇気と粘り強さのゆえに感謝します。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

#イスラエルは占領する西岸地区に2300軒の違法な入植者用住居を建設する計画を承認しました。2017年に米国でドナルド・トランプが大統領に就任して以来、このような承認が急増しています。イスラエルの団体「ピース・ナウ」は、この政策を「破壊的な企て」と呼び、二国家解決案を妨げ、西岸地区の一部あるいは全体を併合しようとするものであると批判しました。

主よ、西岸地区で幾千もの入植者用住宅が違法に建設される一方で住居の建設許可を拒まれている人々、自分たちの住居を取り壊された人々のために祈ります。主よ、この不正義に目を留めてください。主よ、「貧しい者を芥の中から引き上げてください」(サムエル記上2:7)。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

#8月5日月曜日、パレスチナの財務省は公共部門で働く人の給与を半分に減らさなければならないことを明らかにしました。財務省からの資金で運営されている機関で働く人々についても同様に給与を減らされます。これは、パレスチナ自治政府に代わって税金を徴収しているイスラエル政府が相当な額をパレスチナ自治政府に渡さないことを決めたためです。イスラエルは1億3千8百万ドルの税収を差し押さえました。これは、パレスチナ自治政府がイスラエルによって殺害されたり、収監された人の家族の生活補助に当てている額に相当します。それに抗議して、パレスチナ自治政府は残りの2億ドルの税収についても受け取らないことを宣言しました。

主よ、イスラエル当局の差別的な政策のために収入を失うすべての人々のために祈ります。どうかイスラエルの政策決定者たちが、かれらの決めたことがすべてのパレスチナ人の生活に及ぼすことになる影響について認識し、差し押さえをやめますように。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

#世界教会協議会(WCC)に連なって祈りましょう

神よ、ブルキナファソ、チャド共和国、マリ共和国、モーリタニア・イスラム共和国、ニジェール共和国に生きる人々を覚えて感謝をささげます。これらの国々が現在ある地に残る古代通商路の遺産、豊かな口頭伝承、遊牧民の慣習のゆえに。食と生計手段の確保のための人道主義的働きのゆえに。特にその女性のための働きのゆえに。砂漠地帯における自然環境を先を見て保護しようとしている努力のゆえに。国境を越えて逃げなければならない人々に与えられている歓待と物資の支援のゆえに。憐れみ深い主よ、わたしたちの嘆願をお聞きください。どうか人権を蹂躙され、生活に必要なものに事欠いている貧しい人々が満たされますように。この地域で頻繁に起こっている干ばつ、飢餓に対して、効果的な取り組みがなされますように。暴力が食い止められ、すべての人の必要が応えられるように、より安定した政治が実現しますように。追い詰められて、犯罪に走ったり、物乞いをしたり、奴隷にされたりしている子どもたちのために祈ります。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

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