Sabeel Wave of Prayer 2019/7/11

11. 7月, 2019 • 0 Comments

※ この「祈りの波」は、毎週木曜日の正午、東エルサレムのサビール・エキュメニカル解放神学センターの祈祷会でささげられている嘆願です。名称には祈りが波のように世界中に広がるようにという願いが込められています。

#金曜日、「帰還の権利と封鎖解除を求める大行進」が続けられました。95人がイスラエル軍によって負傷させられました。内、33人は子ども、4人は女性、1人はジャーナリスト、1人は救急隊員でした。大行進が始まった2018年3月30日以来、イスラエル兵は207人のパレスチナ人を殺害しました。内、44人は子ども、2人は女性、9人はしょうがい者、4人は救急隊員、2人はジャーナリストでした。ジュネーブ条約は市民を標的にすることを禁じていますが、イスラエルはデモが始まって以来、市民に対する発砲を続けています。

主よ、抗議の声をあげるガザの人々のために引き続き祈りをささげます。どうかみ心が行われ、この地に生きるすべての人々が正義に立つ平和の果実を楽しめるようになりますように。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

#イスラエルでは9月に再選挙が行われることになって、数日前から選挙キャンペーンが始まっています。極右政党オツマ・イェフディト(ユダヤの力)は、パレスチナ人を「自分たちの出身地」へ追い出すことを約束するスローガンで活動を始めました。党首マイケル・ベン・アリは、「われわれの敵を出身国に再定住させよう。ミネラルウォーターのボトルを1本、サンドウィッチもくれてやっていい。彼らが行けるように出身国を見つけてやるのだ」と聴衆に語りました。

どうか諸民族、諸宗教の間に互いに対する尊敬がありますように。パレスチナ人をこの聖なる方の地から追放すべきだと主張するオツマ・イェフディトのキャンペーンが始まった今週、すべての正しく考える人々が(※”右翼”との語呂合せ)そのような主張を非難し、すべての人のための正義の追求に力を注ぎ、平和と和解の道へと導かれていきますように。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

#イスラエル当局は、ユダヤ系、アラブ系を問わず、学校のプログラムで外国に旅行するすべての高校生に、政府の主張を学ばせるオンラインのコースを受講させています。例えば、「パレスチナの諸団体は、ソーシャルネットワークをどのように利用しているか?」という問いに対して4つの選択肢から正解を選ばせるようになっていて、正解は「暴力の扇動」となっています。「現代の反セム主義は何に起因するか?」と問いもあって、正解は「イスラムの団体」と「BDS(ボイコット、制裁、投資引き上げ)運動」となっています。人権団体アダラー(イスラエルにおけるアラブ系少数者の人権のための法律センター)は、この差別的慣行に対して裁判を起こそうとしています。

主よ、学校のクラスで、あるいはサマースクールで、海外旅行に出るすべての高校生のために祈ります。イスラエルの現政権が推進している人種差別的イデオロギーから解放される時が早く来ますように。その実現のために働いているアダラーをはじめとする諸団体のために祈ります。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

#今週、非暴力行動クミ・ナウは、サビール-カイロスUKと、道徳的に責任のある投資を勧める運動に焦点を当てます。どうぞクミ・ナウのサイトで情報をお読みください。自分の所属教団に手紙を書き、倫理的投資を行うための審査が行われるようになっているかどうか、パレスチナの占領、抑圧に加担する組織に投資していないかどうかを尋ねてください。

主よ、クミ・ナウに参加している人々に強さと勇気を与え、今週、この取り組みにしっかり取り組むことができるようにしてください。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

#ヘブロンでは違法な入植者たちによる襲撃が毎日続いています。7月6日、彼らはイスラエル兵が見守る中で10歳のラエド・タミミを襲い、裂傷、擦傷で病院での手当が必要な状態のまま置き去りにしました。ラエドの父によると、市場で買い物をして、息子に買った物を家に持って帰らせ、自分は旧市街で彼の営む陶器店に戻ろうとしていたところだったということです。

主よ、ヘブロンに住むパレスチナの人々のために祈ります。ことに日常的に嫌がらせ、暴力を経験している子どもたちのために祈ります。イスラエルの入植者たちの襲撃がどうか止みますように。襲撃で負う身体的、精神的な傷によって、パレスチナ人の将来への希望がどれだけ蝕まれているかしれません。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

#7月8日月曜日、サビール・エルサレムは、創設メンバーであるシダー・デュエビスを迎えて、エルサレムの女性たちのために聖書勉強会を開きます。(※シダー・デュエビス:1935年にハイファで生まれ、ナクバで難民となり、ナザレで育ち、学校の教師として働く。ナイム・アティーク師との共著が複数ある。夫は聖公会エルサレム教区の司祭。)

主よ、パレスチナの各地で聖書を自分たちの生活の文脈で読むサビールの集いが続けられていることを感謝します。ことにサビール・エルサレムで集まりを持とうとしている女性たちの献身のゆえに感謝します。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

#世界教会協議会(WCC)に連なって祈りましょう

神よ、エリトリア国、エチオピア連邦民主共和国に生きる人々を覚えて感謝をささげます。エチオピア、エリトリアにおけるキリスト教の長い歴史のゆえに。困難な状況にある現在の正教会、カトリック、福音主義教会の証しと働きのゆえに。干ばつ、飢餓の時に人道支援を行った人々のゆえに。エリトリアとエチオピアの間に平和な関係を築くために働いてきた人々のゆえに。憐れみ深い主よ、わたしたちの嘆願をお聞きください。人権を蹂躙されている人々のために祈ります。両国に多く存在する民族集団の間で互いへの理解と尊敬が増しますように。エチオピアとエリトリアの間に持続する平和と和解が実現しますように。人権を尊重し、すべての民族集団、少数者を公正に扱う、より民主的な政治が実現しますように。主よ、御憐れみにより/わたしたちの祈りを聞き入れてください

Leave a comment