ノルウェーのカヤックビルダー、アンダースさん来日

8. March, 2018 • 0 Comments

先日、QajaqJpnのイベントで、ノルウェーのカヤックビルダー、アンダースさんのお話を聞く機会がありました。
http://www.qajaq.jp/events.html

最初にQajaq(木の骨組みにアザラシの皮をかぶせてつくる本来のエスキモー/イヌイットのカヤック)の作り方を学んで西欧に紹介した人は後に「難民の父」として大きな功績を残したフリチョフ・ナンセン(1861-1930)なのですね。ナンセンは1888年から翌年にかけてグリーンランド氷原のスキーによる横断に成功しましたが、そのときにグリーンランド・ヌークの人々から教わりながらメンバーが1人1艇Qajaqを作っていて、その一つがノルウェーに残っているということなのです!アンダースさんは、それを忠実に再現するQajaqを作られて、それがオリジナルと共に博物館に展示されています。グリーンランドは1721年にノルウェーの宣教師を中心とした一団が上陸したのがヴァイキング以来の欧州人による再定住化の端緒となっためにノルウェーと関係が深かったため、ノルウェーにはグリーンランドで作られた昔のQajaqが他にも残っているそうで、アンダースさんは各地に眠っているそうしたQajaqを見つけ出し、調査する仕事もされています。
http://kajakkspesialisten.no/e_annet_nansen.php

ナンセンはイヌイットの言葉もすぐに習得し、イヌイットから自分たちの仲間として認められていたようです。ナンセンのことは子どもの時に本で読んで何となく覚えていましたが、今回改めて興味を持たされました。

◆ イベントのついでにちょこっと内房の海で漕いで、気づいた湖との違い:

○ 海水では滑り落ちやすくなること!漕ぎ出してすぐに頭につけていたゴーグルを海に落としてしまった。真水よりもゴーグルなしでも見えやすいものだと、わざと外してロールをしていたら、するっと抜け落ちてしまった。一緒にやっていた人もデッキのショックコードに挟んでいたゴーグルを落としていた。

○ 浮力でロールを助けられること!PFDを着ていると違いが分からないが、ロール練習のためにPFDを着なくなって、海水と真水で全く違うことがよく分かった。湖では苦戦しているが海ではパドルを持たずに楽々バランスブレイスができてしまう。

○ ロール練習だけで岸の近くだけだからと予備パドルを持たずに海に出てしまったが、海では一瞬でものが流されてしまう。パドルを流され、自分も沖に向かって流されたら、終わりだ。たとえ岸近くだけで練習するような場合でも、予備パドルは必携だと感じた。

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