フライブルクのクリスマス :: 海辺のノート

フライブルクのクリスマス

27. December, 2003 • 0 Comments

2003年12月23~25日、フライブルクでクリスマスを過ごしました。「黒い森」の入り口にある人口20万人の小都市、ハイデッガーゆかりの大学都市、「環境首都」のタイトルを持つ街、「地球の歩き方」では「見るべきものは多くはない」等と書かれている街。2泊3日でのんびり散歩するのにはちょうどよい、気持ちのよいところでした。スイス・バーゼルから電車でわずか40分で着きました。

旧市街の多くの建物は15世紀に建てられていますが、大聖堂の中に展示されている第2次大戦直後の写真を見ると大聖堂以外は空爆で破壊されつくしていますから、ほとんどの建物は大幅にリノベーションされていると思われます。元は800年前に防災対策として作られたという小さな水路(側溝)が街中をはりめぐらされていて、山からのきれいな水のせせらぎが街のアクセントになっています。歩道の多くはモザイクのような細かい作りの石畳になっています。

大聖堂は「ヨーロッパ一美しい尖塔」というのは大げさではないかと首を傾げましたが、その鐘の音は教会堂全体が響くような迫力で美しい音色を奏でていました。修復工事中だったこともあって、この写真集には中からの写真だけです(最後の写真)。

ヨーロッパの街は大体どこも同じだと思いますが、23日まではクリスマス・マーケットでにぎわい、24日、25日は、前日までの喧噪が嘘のように街は静まりかえってほとんど人の姿がありません。家族でクリスマスを過ごすのでしょう。レストランも含め、ほとんど全ての店は閉まります。それにしても、クリスマス・マーケットが開かれていた広場や通りが一夜にしてまっさらにきれいに片づいていたのには驚きました。

ちなみにジュネーブはクリスマス・マーケット(マルシュ・ド・ノエル)は小さなものが何カ所かに形ばかりできるだけで、それを楽しむ文化はなく、人は集まりません。昨年見たシュトラスブール、今年見たフライブルクの様子からすると、クリスマス・マーケットは買い物に来るというよりは、お祭りの風情、屋台のホット・ワインと賑わいを楽しむところという感じですね。

Leave a comment