エスカラード(ジュネーブ独立記念祭)

16. December, 2003 • 0 Comments

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エスカラードはジュネーブで最大のお祭りで、毎年、冬至の前後、12月の第2日曜日に催されます。1602年、サヴォワ公国と信仰と独立をかけて戦い、自由を勝ち取ったことを祝います。

約400年前、南フランスから北イタリアの一帯を支配していたカトリックのサヴォア公国は、16世紀後半にカルヴァンらによって宗教改革が進められたジュネーブ市の奪回をもくろんで、1602年の冬至の日の夜に、奇襲攻撃をかけました。ジュネーブ旧市街の一部を現在も取り巻いている城壁にハシゴをかけて侵入しようとしたのですが、それに対して兵隊だけでなく、市民も一丸となって戦って独立を勝ち取りました。「エスカラード」はハシゴを意味する言葉です。

エスカラード祭りのときには、約700人の市民が兵隊や市民、ギルドなど中世の衣装で街をパレードして、この静かな町のどこにこんなに人がいたんだろうと思わされるほどに、たくさんの人間であふれかえります。祭りの最後は、旧市街のサンピエール大聖堂前の広場に集まって、燃えさかる炎の前で勝利宣言を行い、みんなでエスカラードの歌を大合唱して終わります。このお祭りが終わると、もう冬のバカンスにはいってしまって、町は人の姿がすっかりなくなってしまいます。

今年は帰国前最後のエスカラードだったので、初日のBourg-de-Fourから市役所への行進から3日目のサンピエール寺院前の祝いの大篝火まで主な場面を全て見ました。祭りのメインは暗くなってからなのでコンパクト・デジカメは役に立たず、 Pentax *ist Dのおかげで3年目にしてやっと写真を撮ることができました。どうぞご覧ください。

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