Archive for the ‘- 中東全般’ Category

包囲されて – シリア内戦と中東に於ける権力関係

By Michinori Mano1 Comment 25 Aug

トレバー・モスティン, 2012/8/11

(* “Under siege – Power relationships in the Middle East” on “THE TABLET – THE INTERNATIONAL CATHOLIC NEWS WEEKLY)

古代から続くシリアのクリスチャンのコミュニティが内戦の十字砲火に囚われている。多くの人が隣接国に避難している。彼らが後にした祖国における争いは、中東全体の複雑な現実に根底的な影響を与えるだろう。 (more…)

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我々は働き続ける-バグダッドのイラク人牧師補が語る

By Michinori ManoNo Comments 16 Mar

Church Times, 2012/3/16

バグダッドで唯一のイラク人の聖公会司祭が、町のクリスチャンのために彼とその家族が働きを続ける上での困難を語った。ファイズ・ジャージーズ司祭はアンドリュー・ホワイト司祭がチャプレンを務めるバグダッドの聖ジョージ教会の牧師補で、その仕事のために殺害の脅迫を受けてきた。子どもたちは学校でいじめられている。

先週英国を訪問した時、彼は次のように語った。「私と家族は、神が私たちのために備えてくださった約束にしがみついています。聖書で、365回、『恐れるな』と語られています。毎朝、家を出る時、私は神に語りかけ、願います。『もしこの世であなたに私が仕えることをお望みであれば、全ての悪からお守りください』と。私は普通の生活を送っています。神の約束に信頼しながら、恐れに打ち勝つために。私たちは為す必要のあること、善いと考えることを行っています。この空気を呼吸している限り、私たちは働きを続けます。」 (more…)

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なぜ多くのクリスチャンがアサドを支持するのか

By Michinori ManoNo Comments 16 Mar

(司祭ステファン・グリフィス(1997-2002年に、シリアで聖公会のチャプレンとして勤務), Church Times, 2012/3/9)

数年前、エズラで正教の主教による司祭按手式に立ち会った。エズラはシリア南部のキリスト教徒とイスラム教徒が混在する町である。その玄武岩でできた教会は西暦515年に建てられたもので、礼拝は崩壊しかけていた教区を刷新する一環として行われたものだった。優れた指導者を慕って、新しい司祭たちが初代教会の頃から続く南シリアのクリスチャンの共同体での働きを志望していた。(シリアの反乱が始まったデラを含む)教区の中心になっているのはアラブ山地(エッドゥルーズ山地)のスウェイダである。人口の95%は、プラトニズムの系譜をひく神秘主義的なドゥルーズ派(イスラムだが、その枠内に入らないとも見られる)で、アラック酒とワインの醸造に長けた人々である。主教は90年代終わりに着任し、貧困に悩むこの地域をよくしようとし始めた。貧困者(皆、ドゥルーズ派の人々)のための診療所を建て、異なる宗教に属する人々を職員とした。また、名誉が重要であるので、どの宗教に属していても入ることができ、安全が守られる、女学生のための寄宿舎を地域の大学のために設立した。寄宿舎は、クリスチャン、スンニ派、ドゥルーズ派、アラウィー派の学生が互いを知り合う場となっている。正教会は、地域のために重要な貢献をしているのである。 (more…)

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